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図書館での経験いかす 楽しさ伝える場所に こども本の森中之島館長 前川千陽さん /大阪

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前川千陽・こども本の森中之島館長=大阪市北区中之島のこども本の森中之島で、田畠広景撮影
前川千陽・こども本の森中之島館長=大阪市北区中之島のこども本の森中之島で、田畠広景撮影

前川千陽さん(66)=堺市

 コンクリートの壁の内側は温かな木の本棚で埋められ、窓の光が館内を柔らかく照らす。表紙が掲示されている本も多く、来館者は背表紙からだけでは分からない本の雰囲気を感じながら読みたい本を選ぶことができる。「好きな本をたくさん見つけてほしい」。世界的な建築家、安藤忠雄氏が設計を手掛けた文化施設「こども本の森中之島」で、館長となった前川千陽(ちはる)さんはそう意気込む。

 子どもの頃から読書好きで家族に「本ばかり読んでいた」と印象を残すほど、勉強そっちのけで本に熱中した。「司書になりたいという夢もその頃から漠然とあった」。当時のお気に入りだった本では、おばからプレゼントされたアンデルセンの「赤い靴」が記憶に残っている。

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