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「これ以上患者増えれば救える命が救えない」不足するICU襲う患者集中と長期治療

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 ナースステーションに特設された巨大モニターには、集中治療室(ICU)のベッドの上で力なく横たわる患者10人が映し出されていた。全員に人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO(エクモ)」が使われている。患者の傍らで防護具に身を包んだ看護師らが懸命の処置を続ける。

 聖マリアンナ医科大病院・救命救急センター(川崎市)。重篤な患者を受け入れる3次救急医療機関で、新型コロナウイルスに感染した患者の中でも、特に重症者の治療に当たる「最後のとりで」だ。

 以前は直接行き来できたICUとナースステーションの間には、ICU側からのウイルスの侵入を防ぐために「壁」が設けられた。ICU内で処置をするスタッフを最小限にするために、患者を1人ずつ映すカメラを取り付け、壁の手前側のナースステーションでモニターを通じて容体を確認できるようにしている。新型コロナの医療現場では、患者と医療者、そして医療者同士の接触さえも減らさざるを得ない。そのうえで命を救うための最…

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