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紋別市の2019年度のふるさと納税寄付額は約77億4000万円。過去最多だった18年度の3・6倍で、17年度に初めて10億円台を突破してからの伸びは道内トップクラスだ。竹本幸孝・市企画調整課長は「サイトに掲載する写真などを工夫しているが、大きな改善点があるわけではないんです」と驚く。
オホーツク海に面し、新鮮な海産物が豊富なだけに返礼品は特産品のカニとホタテが圧倒的に多い。むき身のズワイガニの脚を解凍後すぐに食べられる「しゃぶしゃぶセット」が根強い支持を得ている。毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニの3大カニセットは一時期にしかそろわない珍しさで注目を集める。
同市はアザラシの保護に力を入れており、指定できるふるさと納税の寄付金の使途では、18年度は「アザラシの保護活動や海洋環境の保全」が全体の約14%に当たる2億9000万円で、目的別で最多だった。
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