電力の供給過剰による大規模停電を防ぐため、九州電力が再生可能エネルギー事業者に対して一時的な発電停止を求める「出力制御」を実施した日数が、4月は前年同月より2日多い22日間だった。単月の日数としては、出力制御が始まった2018年10月以来最多。九電は増えた要因を「太陽光発電の接続量が着実に増えているため」と説明している。
テロ対策施設の完成が遅れている川内原発1号機(鹿児島県)が3月16日に停止し、九電で稼働する原発は3基になったが、4基だった前年同月より実施日数が増えた。再エネの出力を最も抑制したのは4月25日午後1時前で、原発2基分に相当する230万キロワットが対象となった。当時の電力需要は800万キロワットで、再エネの出力は799万キロワットに達していた。
この記事は有料記事です。
残り156文字(全文492文字)
毎時01分更新
◇食卓のメインのドーンと 「今が旬」と聞いて僕が真っ先に思…
吉川貴盛元農相(70)が、大臣在任中に現金500万円の賄賂…
韓国のソウル中央地裁が日本政府に元慰安婦らへの賠償を命じた…