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「生きるための食事を」 ブラジルで日系人シェフ奮闘 弁当配布へ支援の輪

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「最も必要とする人に食事を届けたい」と話す白石テルマさん=本人提供
「最も必要とする人に食事を届けたい」と話す白石テルマさん=本人提供

 世界最大の日系社会があるブラジルの最大都市サンパウロで、日系人が新型コロナウイルスの流行に苦しむ貧困層を支えている。ブラジルは7日午前(日本時間)現在、世界で9番目に感染者数が多く、低所得者層の感染拡大も懸念されている。こうした中、和食レストランのオーナーシェフで3世の白石テルマさん(50)が結成したグループは、「ファベーラ」と呼ばれるスラム街への食事の無償提供を8日から始める。白石さんは、支援を最も必要とする人に「生きるための食事を届けたい」と話す。

 もともと「貧富の差」に関心を持っていた白石さん。医学生時代にはファベーラ住民の健康調査などボランティア活動にも力を入れ、「ガス代を払えず、料理もできない家庭が多かった」と当時を振り返る。医師への道はあきらめたが、結婚や育児を経てサンパウロの和食レストランの共同経営に8年間携わり、シェフとしても和食の腕を磨いた。2015年に独り立ちし、もう1店舗を開店。昆布やかつお節など伝統的な食材を使った料理に…

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