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/下 移民視点で描く日常 「ベルリンうわの空」 /和歌山

「ベルリンうわの空」=本屋プラグ提供

『ベルリンうわの空』(香山哲さん著・イースト・プレス)=1100円

 漫画家の香山哲氏は初めてベルリンを訪れた時、街全体に優しさや余裕が多いと感じたという。困っている人がいれば自然と誰かが声をかけ、古着や本など不要になった物を寄付する習慣が根付いていた。

 本作は、それから5年、現在はフリーランスの移民労働者として暮らすベルリンでの日常を描いたコミック・エッセーだ。

 もちろん暮らしてみれば負の面も見えてくる。貧困があり、時には陰湿な人種差別にも出会う。全てが理想的とは言い切れない。それでも、そうした問題に対して意見やアイデアを交換し合い、できる範囲で行動する市井の人たちがいる。少し不思議なタッチで描かれるベルリンの日常には、今のグローバル社会を考える上でのヒントがちりばめられている。(本屋プラグ店主・嶋田詔太)

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