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銭湯の「和気あいあい、ゆったり長居」阻む新型コロナ 心痛める「はすぬま温泉」店主

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除菌スプレーを吹きかけた雑巾でげた箱を丁寧にぬぐう近藤和幸さん=東京都大田区西蒲田6の「はすぬま温泉」で2020年5月8日午後2時8分、生野由佳撮影
除菌スプレーを吹きかけた雑巾でげた箱を丁寧にぬぐう近藤和幸さん=東京都大田区西蒲田6の「はすぬま温泉」で2020年5月8日午後2時8分、生野由佳撮影

 8日午後2時過ぎ、東京都大田区にある銭湯「はすぬま温泉」。開店準備に追われていたのは、店主の近藤和幸さん(68)だ。「グループでは来ないで下さい」「長居はしないで下さい」。玄関先の張り紙を横目に、木製の靴箱と鍵を丁寧に拭き上げながら、「本来と全く反対のお願いなんですけどね」とつぶやいた。「はすぬま」は創業約80年で、近藤さんは3代目。東京都公衆浴場業生活衛生同業組合(東京都千代田区)の理事長も務める。

 工場が多い大田区は銭湯の街としても知られ、ピークの1970年ごろには180軒を超えた。現在は37軒に減ったが、それでも都内の市区町村では最も多い。近藤さんは約10年前、羽田空港に近い立地に着目し、外国人観光客を呼び込もうと計画。多言語の銭湯マニュアルを作るなど工夫を重ね、「はすぬま」の5分の1は外国人客が占めるまでに。だが新型コロナウイルスの感染拡大で状況は一変。2020年の東京オリンピックに向…

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