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ウマ女十番勝負

(7)NHKマイルC 新ヒーロー誕生 ウイングレイテスト

2019年のNHKマイルCを制したアドマイヤマーズ=JRA提供

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 デジタル編集部の“真希バオー”こと中嶋真希記者が、上半期のGⅠ計12戦を予想します。第7戦は、3歳マイル王を決めるNHKマイルカップ(C)=東京1600メートル、10日午後3時40分発走。競馬担当30年の師匠、松沢一憲記者も「どんどん予想が難しくなるな」と頭を悩ませる難解レース。今年も波乱が起きるのでしょうか?【中嶋真希】

 連休中はステイホームを貫徹。しかし、競馬のおかげでまったく退屈しなかった。週末の中央競馬だけでなく、羽田盃、かしわ記念、兵庫チャンピオンシップ……と地方競馬も満喫。「船橋ケイバは、本馬場入場でTHE NUGGETSの『ハートビートナイター』が流れると、わくわくして一緒に踊ってしまいます。好きな女の子への思いを胸に、勝負に挑む曲なんですよ。♪はかなき恋の3連単~愛の行方は最終コーナーへ~ ♪フワッフワッ!」

 師匠にも、競馬にまつわる甘酸っぱい思い出があるのでは? 聞いてみると、「ないよ」と即答。「ぼくが競馬を始めた1970年代の初めは、競馬にロマンチックなことを求める時代じゃなかったな。男たちは馬券に酔っていたし、場外馬券売り場に女の子が行くなんてとんでもなかった。競馬と恋なんて結びつかなかったよ」と振り返る。今とは大違い……いや、今と変わらず硬派だったんだな。

 さて今週末のNHKマイルCは、「はかなき恋の3連単」にぴったりな、荒れるレース。「ステップレースから皐月賞を使わずにこのレースに直行してくる馬が増えたり、毎日杯(阪神1800メートル)からダービーに行かずにこのレースを目指してきたりと、王道路線だけでなく違う路線からもメンバーが集まるようになった。だから予想が難しいんだ」と師匠。昨年は、勝ったアドマイヤマーズは2番人気だったが、14番人気のケイデンスコールが2着に入って馬単2万2440円、3連単41万680円の波乱が起きた。今年はどうなるのか?

松沢記者の本命は……

 ◎タイセイビジョン、○レシステンシア、▲ルフトシュトローム、△ウイングレイテスト、△サトノインプレッサ、△ラウダシオン

 師匠は、「5戦して3勝、2着2回とパーフェクト連対のタイセイビジョンが本命だ」と意気込む。「京王杯2歳ステークス(S)=東京1400メートル=を2歳コースレコード勝ち。前走のアーリントンC(阪神1600メートル)は、馬群をさばくロスがありながらも、やや重にしては速い時計で勝っている。スピード決着も、渋った馬場も対応できる」と期待する。

 阪神ジュベナイルフィリーズ(JF)=阪神1600メートル、桜花賞(同)で本命に指名したレシステンシアは、対抗に評価を下げたものの、「前走の桜花賞は勝ちに等しい内容。G1奪取の可能性は十分にある」とみる。

真希バオーの大胆予想

 「がんばれ!」応援馬券(単勝500円+複勝500円=1000円)

真希バオーの応援馬券

 ◎ウイングレイテスト

 阪神JFで本命にしてから、ずっとレシステンシア一筋。しかし、ルメール騎手との初コンビで人気は必至。この馬の勝利を願う気持ちは変わらないが、新たなヒーローを発掘したいとも思う。

 そこで、今回はウイングレイテストで勝負に出る。前走のニュージーランドトロフィー(中山1600メートル)は4コーナーではじかれる大きなロスがありながら3着。真希バオーは7番人気のこの馬を軸にして、3連複8880円をゲットした。昨秋のデイリー杯2歳S(京都1600メートル)では馬群をさばきながら伸び、2着。勝負根性は十分で、東京の長い直線も歓迎だ。スクリーンヒーロー産駒で、まさに新「ヒーロー」にぴったり。栗毛の馬体も愛らしい。

 過去10年、このレースで連対率の高い外枠を引いたのも好材料。4月のフローラSで重賞初制覇を果たしたノリにノってる21歳、横山武史騎手とのコンビで、グレイテスト(最高)な結果を期待したい。

「キセキが、出た!」 涙、涙の天皇賞・春

 京都競馬場で5月3日に行われた天皇賞・春は、1番人気のフィエールマンが勝利。史上5頭目の連覇を果たした。2着は11番人気のスティッフェリオ、3着は4番人気のミッキースワローが入った。師匠と弟子の本命、キセキは6着だった。

 真希バオーがずっと応援してきたキセキは、ここ2戦、出遅れが課題だった。ゲート入りを待つキセキがテレビに映し出されると、思わず「あなたはゲートから出たくなる、ゲートから出たくなる」と“おまじない”をかけた。キセキならできる。そう信じてレースを見守った。

 「ガシャン」とゲートが開く音がすると、ほかの馬たちと一緒にゲートを出た姿が見えた。その瞬間、涙があふれてきた。「出た、キセキが出た」。スティッフェリオ、ダンビュライトの後ろにつけたのを見て、単複のほかにこの3頭を絡めた3連複を買っていた真希バオーは、思わず「そのまま! その3頭で決まれ!」と叫んだ。

 しかし、スタンド前に入るとキセキの様子がおかしい。かかってしまったようで、先頭に躍り出た。3200メートルの長丁場。「我慢できなかったか。でも、大丈夫。キセキのペースで走ればいいよ」。テレビに向かって語りかけた。

 直線半ばまで、キセキは粘った。しかし、スタミナが切れたのか、馬群に沈んでいく。結果は、6着。キセキが負けたことが悔しくて、涙がこぼれた。悔し涙ではあったが、ここ2戦で課題だったゲートを克服して、彼らしい走りができたといううれしさも入り交じっていた。馬券は外れてしまったが、信じた馬を応援できた喜びは、何にも代えがたかった。

フェブラリーS -1000円

高松宮記念 -1000円

大阪杯 単勝410円×5=2050円 複勝140円×5=700円 計2750円払い戻し

桜花賞 単勝外れ 複勝170円×5=850円 計850円払い戻し

皐月賞 -1000円

天皇賞・春 -1000円

収支 -2400円

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