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チャージ!

呼吸を意識、ストレス軽減 女子マラソン・鈴木亜由子 「能に学ぶ『和』の呼吸法」

オススメの本「能に学ぶ『和』の呼吸法」と「インターロックエクササイズ」を手にする鈴木亜由子=本人提供

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 私のオススメは能楽師の安田登さんが著した「能に学ぶ『和』の呼吸法――信長がストレスをパワーに変えた秘密とは?」(祥伝社刊)です。普段は何気なく呼吸をしていると思いますが、能のゆったりした呼吸は、リズミカルで深い呼吸を作ります。そうした呼吸を意識的に行い、特に息を吐くことに意識を向けると不安やストレスが軽減されて、活気がキープされたり増したりする効果があると紹介されています。

 この本は本棚の奥に眠っていたのですが、最近になって改めて読み返しました。自粛など大変な今だからこそ、内容が頭に入ってきて、寝る前や落ち着かない時などに実践しています。これだったら、皆さんも簡単にできるのではないでしょうか。

 読書は好きで、試合や合宿の移動中に読んでいます。月平均3、4冊で、ジャンルは偏りなく、小説や自己啓発本、競技につながるメンタルの本も読みます。何かを吸収したいと思って本を手に取ることもあるし、競技から離れてリラックスする意味で読む時もあります。

体幹からカラダが変わる

 あと、もう1冊のオススメは「インターロックエクササイズ――体幹からカラダが変わる!」(七類誠一郎著、日本文芸社刊)です。体のしなやかさを身につけたいと思って取り入れましたが、普段しない動きもあり、新たな発見があって楽しいです。初心者向けの本で、リズムを取って体を動かすことでストレス軽減になると思います。

 緊急事態宣言も延長され、自粛生活で皆さん大変だと思います。しかし、こういう状況だからこそ、ちょっとした楽しみや、新しい価値観がもらえると思います。自分でコントロールできないこともありますが、毎日の少しの喜びの瞬間などに目を向けてもいいのでは、という思いもあります。

 今は力をためる時ですが、また大会で走れる時がきたら、皆さんと一緒に走る喜びを共有できたらいいなと思います。【構成・新井隆一】

東京五輪マラソン代表選考会で女子2位となり、代表に決まった鈴木亜由子=東京都港区で2019年9月15日、宮間俊樹撮影

 アスリートたちはどんな本に影響を受け、どんな料理で力を蓄えてきたのか。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅生活が長引く中で、それぞれの「チャージ(充電)」方法を聞いた。=随時掲載

すずき・あゆこ

 東京オリンピック女子マラソン代表。日本郵政グループ所属。愛知県出身、28歳。

新井隆一

毎日新聞大阪本社運動部。1977年、東京都生まれ。2001年入社。大阪運動部、松山支局、姫路支局相生通信部を経て、07年秋から大阪、東京運動部で勤務。リオデジャネイロ五輪、陸上世界選手権(モスクワ、北京、ロンドン)、ラグビーワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会などを取材。高校野球の監督経験もある。

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