葛尾村産米で初の日本酒 /福島

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葛尾村産米100%の日本酒「でれすけ」を企画した「葛力創造舎」の下枝浩徳さん(右)と松本隼也さん=福島県葛尾村落合の村役場で
葛尾村産米100%の日本酒「でれすけ」を企画した「葛力創造舎」の下枝浩徳さん(右)と松本隼也さん=福島県葛尾村落合の村役場で

 東京電力福島第1原発事故による避難指示が2016年6月に大部分で解除された葛尾村で、村産のブランド米「里山のつぶ」を100%使用した日本酒「でれすけ」が発売された。村で地域作りを行う一般社団法人「葛力(かつりょく)創造舎」が企画し、浪江町から山形県長井市に避難する酒蔵「鈴木酒造店」が醸造した。村産の米で日本酒が造られるのは初めてという。

 同法人では避難指示解除後の17年から、コミュニティー再生のため田植えイベントを開催している。「でれすけ」の原料には、村内外のイベント参加者が19年秋に手作業で収穫した食用米を使用した。醸造は「愛着を持ってもらえるよう、地元の酒蔵にお願いしたい」と、「磐城壽(いわきことぶき)」の銘柄で知られる鈴木酒造店に依頼。精米歩合は55%で、甘く飲み口の良い仕上がりになった。

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