新型コロナウイルスという「見えない敵」と最前線で向き合っているのは医療従事者ばかりではない。亡くなった感染者の葬儀を取り仕切る葬儀業者もまた、2次感染の恐怖と闘いながら、「最後の別れをしたい」という遺族に寄り添おうと苦悩の日々を送っている。
「ついに来たか」。3月中旬、新型コロナウイルスに感染して亡くなった高齢者の遺族から、葬儀会社「公益社」の関西の営業所に電話が入った。「引き受けていただけるでしょうか」。感染者の葬儀を担当するのは初めて。対応したセレモニーサービス部の山田雅史マネジャーは独自に準備したチャート図に沿って葬儀の流れを説明し、遺族の同意を得た。
このチャート図は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2月に作成した。遺体との接触で遺族や従業員が感染する可能性を防ぐのが目的。大きな特徴は葬儀の前に火葬をすることだ。
感染者が亡くなった場合、血液などを通さない非透過性の納体袋に遺体を収容してから、ひつぎに納める。さらにひつぎの縁…
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