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新型コロナ感染者の葬儀、どう向き合う? 2次感染の恐怖と闘う業者の苦悩

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、間隔を空けておかれた葬儀会場の椅子=大阪市北区天神橋4の「公益社 天神橋会館」で2020年4月3日午後2時15分、柳澤一男撮影

 新型コロナウイルスという「見えない敵」と最前線で向き合っているのは医療従事者ばかりではない。亡くなった感染者の葬儀を取り仕切る葬儀業者もまた、2次感染の恐怖と闘いながら、「最後の別れをしたい」という遺族に寄り添おうと苦悩の日々を送っている。

 「ついに来たか」。3月中旬、新型コロナウイルスに感染して亡くなった高齢者の遺族から、葬儀会社「公益社」の関西の営業所に電話が入った。「引き受けていただけるでしょうか」。感染者の葬儀を担当するのは初めて。対応したセレモニーサービス部の山田雅史マネジャーは独自に準備したチャート図に沿って葬儀の流れを説明し、遺族の同意を得た。

 このチャート図は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2月に作成した。遺体との接触で遺族や従業員が感染する可能性を防ぐのが目的。大きな特徴は葬儀の前に火葬をすることだ。

 感染者が亡くなった場合、血液などを通さない非透過性の納体袋に遺体を収容してから、ひつぎに納める。さらにひつぎの縁…

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