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「主体的学習のチャンスに」 今をどう乗り切るか、元福島県教育長の提言

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富田孝志・元福島県教育長=2018年、笹子靖撮影
富田孝志・元福島県教育長=2018年、笹子靖撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う福島県内の緊急事態措置が延長され、臨時休校中の児童、生徒や生涯学習に取り組む社会人の不安な日々が続いている。この異常事態をどう乗り切り、いかに学びを進めればいいのか。元福島県教育長で、今も学ぶ楽しさを現場で伝え続けている富田孝志さん(72)に聞いた。【聞き手・笹子靖】

 --寺子屋郡山や「あさかの学園大学」にも大きな影響が出ていると思うが。

 ◆3月に休講した寺子屋郡山は9月再開を目指している。学生の平均年齢が68歳の「あさかの学園大学」も3~6月末は休校。学生は新型コロナにいつまで翻弄(ほんろう)され続けるのか不安を感じている。

 --県内の臨時休校も多くの学校で延長された。教育現場の動きをどう見ているか。

 ◆感染予防を優先すべき今、当面の休校措置はやむを得ない。各校が児童、生徒の状況をどう把握して学力を維持するか、コミュニケーションをどう図るか、それぞれ努力していると思う。

 --児童生徒や保護者は、どんな心配をしていると思うか。

 ◆休校措置の長期化と学習の遅れだろう。結論からいえば不安に駆られることない。3~5月は年度替わりで、子どもたちが新学年に慣れるウオーミングアップの時期だ。卒業式や入学式、運動会などの行事も多く学習密度は薄い。休校が5月末ぐらいまでなら学習面の取り戻しは可能と思う。学校に慣れるのは再開後でもできる。

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