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博物館学芸員イチオシ/4 島原・天草一揆に関する徳島藩主の書状 /徳島

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これから「戦い」高まる緊張感

 江戸に滞在していた徳島藩2代藩主、蜂須賀忠英(ただてる)(1611~52年)が国元(徳島)の家老だった池田山城(1607~74年)に宛てた書状で、内容は島原・天草一揆に関するものです。書状には年が記されておらず、「十一月十五日」とのみありますが、内容から判断して島原・天草一揆が勃発した1637(寛永14)年と考えられます。

 島原・天草一揆とは、どのような事件だったのでしょうか。端的にいえば、寛永14年10月に、島原半島と天草諸島の住民3万人以上が、重い年貢の取り立てとキリシタンへの厳しい弾圧に抵抗し、5カ月にわたり幕府や諸藩の軍勢と戦った大規模な一揆です。「島原の乱」の通称でも知られ、一揆勢の象徴だった天草四郎(1623?~38年)はあまりにも有名です。最終的に幕府は大軍を送り込み、原城に立てこもった3万人以上は全…

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