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藤原帰一の映画愛

アンカット・ダイヤモンド サンドラーの演技光る ユダヤ系の皮肉な寓意

 これはちょっと、拾いもの。ダメな男が自滅に向かうという、ただそれだけのお話なんですが、そこに寓意(ぐうい)が漂う不思議な映画です。

 主人公は、ニューヨークで宝石店を営むハワード。それなりに豊かな暮らしをしているようですが、責任感も倫理観もまるでない。店員のジュリアとは不倫関係、奥さんからは見離され、おまけにギャンブル中毒なのであたりじゅうから借金を重ね、返済を求めるこわいお兄さんたちに追われています。

 そのハワードが運をつかんだ。エチオピアで採掘されたオパールの原石が手に入ったんですね。大儲(おおもう)けできると大喜びしていたところ、店にやってきたバスケットボールのスーパースター、ケヴィン・ガーネット(本人です)が魅惑されて、売ってくれと頼まれます。そんなのだめだ、オークションにかけるんだと訴えますが、1日だけだという約束で、ケヴィンにオパールを預けます。

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