技能実習生に日本でも「家族」を 後押しするインドネシア人団体「相互理解を」

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インドネシア人向けのイベントを企画する「東北家族」のイスワユディさん(右)ら=仙台市青葉区で2020年3月1日午後2時24分、藤田花撮影
インドネシア人向けのイベントを企画する「東北家族」のイスワユディさん(右)ら=仙台市青葉区で2020年3月1日午後2時24分、藤田花撮影

 東日本大震災後に人口が減少した被災地で、外国人技能実習生が復興する地域の貴重な働き手となっている。異国で不安を抱えながら働く人たちを支えようと、インドネシア人の親睦団体「東北家族(クルアルガ・トーホク)」は、東北に住む技能実習生らをつなぎ、日本でも「家族」をつくる後押しをしている。【藤田花】

 「日本人は話すのが早い。日本語が分からない時、怒られたら、悲しい気持ちになる」。宮城県石巻市で暮らす20代のインドネシア人技能実習生の女性は、たどたどしい日本語で懸命に気持ちを吐露した。

 2019年12月に来日し、食品加工会社の工場で実習する。毎週月曜から土曜まで働き、報酬は月約15万円。家賃や水道光熱費などを差し引くと、手元に残るのは9万円ほどで、うち7万円を母国の家族に仕送りする。「将来はインドネシアで家や車、田んぼを買いたい」と目標を語るが、日本語が壁となり、不安な日々を送っている。

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