野外上映の「夜桜シネマ」今年はおうちで 来年また「予期せぬ出会いの場に」

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日の目を見ずに終わった今年のポスターを前に、来年への思いを語る北野さん(右)と斎藤さん=千葉県茂原市の茂原公園で
日の目を見ずに終わった今年のポスターを前に、来年への思いを語る北野さん(右)と斎藤さん=千葉県茂原市の茂原公園で

 ライトアップされた満開のサクラの下で映し出される映像。吹き抜ける風や草の匂いが自然の演出だ。野外映画上映会「夜桜シネマ」は2人の女性が毎春、千葉県茂原市の茂原公園で開いてきた。

 同公園で結婚式を挙げた北野紗絵さん(31)が、サクラの散るシーンが印象的な映画「秒速5センチメートル」(新海誠監督・2007年)をサクラの下で見たいと思ったことがきっかけ。高校の同級生で映像エンジニアの斎藤麻由美さん(32)が加わり、知人らからアドバイスを受け17年に実現した。

 「やりたいことがやれた」と北野さんは満足したが、100人ほど集まった観客の反応の良さに、斎藤さんは「茂原の新しい文化を創れるかもしれない。毎年やれば何か残せる」と恒例化を強く促した。以来、2年目は映画だけでなく弦楽器のコンサートを交え、3年目は木々にプロジェクションマッピング(PM)を映す演出など、常に新しい試みを取り入れて開いてきた。

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