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アスリートも癒やされる 外出自粛でペット人気 飼う前に考えたいこと

愛犬の「モモ」に癒やされる競泳男子の坂井聖人選手=東京都内で、所属事務所提供

 「かわいい」と一目ぼれ、ペットに心を癒やされる――。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外出自粛が続く中、ペットを購入する人が増加傾向にあるという。自宅でトレーニングを続けるアスリートが、ペットと一緒に過ごす様子をSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にアップすると、「ものすごく癒やされた」など共感の輪はあっという間に広がる。ふさぎがちな日々を癒やしてくれる存在。でも飼う前に、じっくり考えたいこともある。【尾形有菜、村上正】

 人はなぜ、ペットに癒やされるのか。まねき猫ホスピタル(大阪府)院長で獣医師の石井万寿美さんは「(犬や猫など)モフモフしたものが家の中にいるのは目の保養にもなり、楽しそうですよね。犬や猫がいるだけで、心の支えになってくれて、孤独感も軽減されます」と語る。

 2016年のリオデジャネイロ五輪競泳男子で、銀メダルを獲得した坂井聖人選手(24)=セイコー=は、早稲田大を卒業した18年春から1人暮らしを始めると、カニンヘンダックスを飼い始めた。成績が振るわず、日本代表入りを逃した選考会直後にペットショップで出会い、「かわいいと一目ぼれ」。生後3カ月の子犬を飼うことを決め、「モモ」と名付けた。

 坂井選手は18年7月、ペットボトルを持つことさえできないほど右肩に痛みを感じ、手術に踏み切った。退院後は、自宅のリビングの真ん中にソファを置いて、モモが走り回れるスペースを作って遊んだ。つらいリハビリの日々にも「一緒にいるだけで気持ちが楽になりました」と振り返る。

 19年9月には東京オリンピックへ向けて集中するため、福岡県の実家にモモを預けた。母からは毎日のように動画を送ってもらう。新型コロナで…

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尾形有菜

毎日新聞東京本社運動部。1992年、宮城県生まれ。2014年入社。宮崎、大分両支局を経て、20年から現職。運動経験はないが、高校時代は放送部(朗読)に所属して県大会で優勝。総文祭という文化部の「インターハイ」出場経験も。父と弟2人、妹が元ラガーマンのラグビー一家で育った無類のラグビー好き。

村上正

毎日新聞東京本社運動部。1984年、神戸市生まれ。2007年入社。舞鶴支局、神戸支局を経て、大阪本社社会部では大阪府警を担当。17年4月から現職。競技は水泳やサーフィンを担当。東京パラリンピックでは取材班キャップ。16年リオデジャネイロ五輪を取材した感動から、長女に「リオ」と命名した。

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