メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

支局長からの手紙

檀家の空き家を民泊に /和歌山

 不安のない県境を越えた往来や、和歌山の観光資源を再び楽しんでもらえるようになるには、まだ時間が必要なようです。今回は、コロナ禍の収束が見えたあとに目を向けてほしい、那智勝浦町の寺の住職の取り組みを紹介します。

 杉の巨木や青々とした竹を見ながら長い坂を進むと、臨済宗・大泰寺(だいたいじ)(同町下和田)の住職、西山十海(とうみ)さん(39)が迎えてくれました。中学校の英語教員を経て3年前に住職になった西山さんが、過疎化で疲弊する地域を盛り上げたいと、寺や檀家(だんか)の空き家を活用した民泊を始めてから、まだ1年にもなりません。

 実家は町内の寺ですが、西山さんは教員を志して東京学芸大へ進学しました。一時、臨済宗の寺院で修行を積んだあと、東京都内の区立中学校で6年間、英語教員を務めます。二つの部活動の顧問を掛け持ち、忙しい毎日を送る中で、ふと古里を振り返りました。那智勝浦町の寺は住職の後継者不足が深刻で、帰郷を決意します。地元の中学校での講師を経て、今は大寺院・大泰寺のほか三つの寺の住職を兼ねています。

この記事は有料記事です。

残り912文字(全文1367文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. スーパーのカゴ、金網まで…BBQごみ「いたちごっこ」 禁止でも放置やまず

  2. コロナ患者また抜け出し 大阪の療養ホテルから 府が警備員増員する直前

  3. 「予防効果一言も」「しゃべれなくなる」うがい薬発表翌日の吉村知事一問一答

  4. 「60」は首相の推薦者 桜を見る会、招待者名簿を初開示 06年開催

  5. 御巣鷹墜落事故で救出、今は3児の母に 川上慶子さんの伯父が振り返る35年

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです