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新型コロナ 欧州ストレスDV増 外出禁止、相談窓口拡充 仏警察出動、5割増

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違法な外出を取り締まるため、警察がパトロールする観光名所のサクレクール寺院前=パリで2020年4月3日午後3時25分、久野華代撮影
違法な外出を取り締まるため、警察がパトロールする観光名所のサクレクール寺院前=パリで2020年4月3日午後3時25分、久野華代撮影

 新型コロナウイルス対策の外出禁止措置の影響で、欧州各国で家庭内暴力(DV)が増加している。被害者が加害者から離れられない状況やストレスなどが原因で、女性支援団体などがメンタルケアなどを含めた対策の拡充を進めている。

 「外出禁止措置は、家庭内の不平等や暴力という問題をさらに悪化させた」

 パリで女性支援団体を運営する心理士のソニア・ピノさんは、そう指摘する。仏内務省によると、フランスで外出禁止措置が始まった3月17日からの1カ月間で、DVの通報を受けて警察が出動した件数は、前年同期比で約5割増えた。DVの被害者が加害者と長時間過ごすことを余儀なくされる状況や、外出禁止による加害者のストレスが原因で、言動によるハラスメントから身体的な暴力にエスカレートするケースなどが増えているという。

 ピノさんの団体では、電話で被害者の相談に応じ精神面をケアしたり、保護したりする活動を続けている。外出禁止期間中、夜間の窓口を開設し、電話相談の対応者も増員した。他の支援機関とも協力し、約35人の女性を保護して公営住宅などに避難させた。

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