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緊急事態を生きる

新型コロナの感染拡大により、政府は2020年4月、「緊急事態宣言」を発令。課題を識者に問います。

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新型コロナ 大会中止が命を守る 張本勲さん(元プロ野球選手)

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張本勲さん=東京都世田谷区で2020年1月13日、山田尚弘撮影
張本勲さん=東京都世田谷区で2020年1月13日、山田尚弘撮影

 パチンコ店などで「不要不急の外出」をしている人たちをテレビで見ると、本当に嘆かわしい。「喝!」だ。自分だけでなく、親兄弟、友人にも危険が及ぶことを考えてほしい。

 思い出すのは戦時中、防空壕(ごう)で何日も過ごしたことだ。家族や近所の人たちと一緒に暗闇の中で、生米を食べながらじっとしていた。なぜ、そうした状況で耐えられたのか。それは命が大事だからだ。

 私は、若い頃から銀座あたりで飲み歩いてきたが、新型コロナウイルスの感染拡大が始まってからは、全く出歩かない。結婚して50年になる妻も「よく我慢できますね」と驚いている。

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