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チャージ!

コクの秘密はカナダの「底力」 カーリング・両角友佑の手作りプリン

完成したプリンを手にするカーリング男子の両角友佑。日ごろの料理を3人の子どもたちに採点してもらうことが楽しみという=本人提供

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 緊急事態宣言以降は自宅でのトレーニングが続きますが、できるだけキッチンに立つことを心掛けています。お菓子作りもしていて、特にプリンにはこだわっています。

 主材料は地元・長野県産を使うようにしています。卵の他に「ポッポ牛乳」の名で親しまれる野辺山高原産の牛乳は冷蔵庫に常時あるものです。僕の好みは、とろとろした食感。大学生の時にこのタイプのプリンを初めて食べて、「自分で作れるようになりたい」と思いました。卵は黄身だけを使うのですが、牛乳や生クリームが多すぎるとなかなか固まらないし、火加減を強くしてしまうと鬆(す)と呼ばれる気泡ができてしまう。バランスが重要ですね。

カーリング男子の両角友佑お手製のプリン。ふたには大好きなパンダをあしらった特製シールが=本人提供

 プリンの底にはカラメルソースではなく、メープルシロップを敷きます。カラメルを作るとなると、煮詰める際の跳びはねが怖くて……。代用できるものを探していた時に、遠征で毎年行くカナダの特産品を使うことを思いつきました。冷蔵庫で1時間ほど冷やせば完成ですが、1日寝かせてから食べた方がおいしい。4~8歳まで3人の子供がいるので、2食分を作ります。

 料理は子供の頃から好きで、本格的にレパートリーを増やしたのは、大学に進学し1人暮らしをするようになってからです。シーズン中は数カ月単位で海外遠征をしていますが、シーズンオフの春は妻に代わって料理を積極的に担当するようにしています。子供たちには毎回メニューに点数をつけてもらっており、それを楽しみにしています。

 今季は2022年北京冬季五輪の出場枠獲得が懸かる大事なシーズンですが、新型コロナウイルスの影響で大会日程など先行きが不透明です。男子として20年ぶりに五輪に出場した平昌大会以降、皆さんも注目してくれるようになりました。盛り上がりを持続させるためにも、限られた環境の中で鍛錬を続けます。【構成・岩壁峻】

    ◇

 アスリートたちはどんな本に影響を受け、どんな料理で力を蓄えてきたのか。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅生活が長引く中で、それぞれの「チャージ(充電)」方法を聞いた。

カーリング男子として20年ぶりに出場した平昌冬季五輪で8位に入賞した日本のスキップ両角友=江陵カーリングセンターで2018年2月21日、宮間俊樹撮影

もろずみ・ゆうすけ

 2018年平昌五輪カーリング男子で8位入賞。TM軽井沢所属で、女子の中部電力コーチも兼任。料理はツイッター(@moro_tmk)で公開している。長野県出身、35歳。

岩壁峻

毎日新聞東京本社運動部。1986年、神奈川県生まれ。2009年入社。宇都宮支局、東京運動部、北陸総局(石川県)を経て、2019年10月から東京運動部。現在は主にパラスポーツを担当。2016年リオデジャネイロ・パラリンピックは現地取材した。中学~高校(2年まで)はバレーボール部。身長が低かったため、中学の顧問には「スパイクは打つな」と言われて育つ。

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