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私の記念碑

映画監督 崔洋一/1 リアルな人間描き40年

30代半ばの頃、両親と共に記念写真に写る崔洋一(右)=本人提供

 善と悪、社会の内側と外側、その間にかかるタイトロープを渡る人間を描いてきた。故内田裕也主演の「十階のモスキート」(1983年)で映画監督デビューをしてからもうすぐ40年。「私の映画にメインストリームをいく主人公は一人もいない。ヒーローやヒロインとは違う、ギリギリの場所にいる人間だ」。そう語るまなざしに、優しさと厳しさが同居する。

 49年に在日朝鮮人の父と日本人の母との間に長野県で生まれ、4歳から東京・練馬で過ごした。いわゆる「団塊の世代」にあたる。小学生の頃は、年間10億人以上が映画館へ足を運んでいた日本映画の最盛期。プロ野球のニュース映画や漫画映画、背伸びした大人向けのものまで何でも見た。夏休みには学校の校庭を使った野外上映もあり、スクリーンは「大切な夢の場所だった」と懐かしむ。

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