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抗原検査は救世主か 精度に課題残る 当面は専門外来でPCRの前に使用

 新型コロナウイルスに感染しているかを医療現場で迅速に調べられる抗原検査キットの実用化は、「PCR検査頼み」の状況を大きく変える可能性がある。一方で精度に課題があるため、厚生労働省は当面、感染者数が多い地域の専門外来にキットの供給先を限定。性能や生産体制が安定してきた段階で、救急医療の現場やクラスター(感染者集団)対策など活用の場面を広げていく2段構えで臨む。【横田愛、原田啓之、熊谷豪】

 「抗原検査は新型コロナのゲームチェンジャーになる」。厚労省の幹部は、抗原検査の医療現場への投入をこう表現する。1月に国内で感染が確認されて以来、診断はPCR検査に頼るしかなかったが、検査体制の整備が後手に回り、国際的にも低水準で推移するPCR検査件数の少なさは厳しく批判されてきた。

 別の幹部によると、同省は当初、抗原検査をPCR検査に代わる検査手法として位置づけることも検討。開発元の富士レビオは週20万件分の検査キットを供給できるとしており、検査の簡便さに加えて検査件数の大幅増大により「PCR検査問題」の突破口になり得ると考えた。

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