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新型コロナ 武道禁止で柔道断念→ラグビー日本代表 苦境の先に無限の未来 89歳エール「人生の糧に」

ラグビー日本代表のキャップを手に、自らの人生を振り返りながら子供たちにエールを送る広畠登さん=大東祐紀撮影

 終戦後の「武道禁止令」で柔道をやめ、ラグビーに転向して日本代表まで駆け上がった男性が、新型コロナウイルスの感染拡大で多くのスポーツ大会が中止となった現状に心を痛めている。元航空自衛隊員の広畠登さん(89)=京都市左京区=だ。子供たちの夢や目標が奪われる中、苦境を乗り越えた先に可能性が広がった経験から、「(培ったことの)披露の場がないのは悲しいが、努力してきたことは人生の糧になる」とエールを送る。

 広島県出身で、小学校高学年で大阪府に引っ越した広畠さんは旧制四條畷中で柔道部に入り、「技が決まった時のうれしさは何とも言えない」と熱中した。柔道部の仲間は大阪で初めてできた友達だった。学徒動員で高射砲などを造り、放課後は学校で技を磨いた。しかし、旧制中学3年だった1945年、連合国軍総司令部(GHQ)が軍事色を排除するために出した武道禁止令で柔道をやめた。「続けたかった。これから何をすればいいの…

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