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休業飲食チェーンが副業あっせん スーパーなどに従業員派遣 「業界またいで雇用維持」

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「まいばすけっと」で働く「塚田農場」の佐藤亜希子さん=東京都大田区で2020年5月10日、宮武祐希撮影
「まいばすけっと」で働く「塚田農場」の佐藤亜希子さん=東京都大田区で2020年5月10日、宮武祐希撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休業中の飲食チェーンが、スーパーマーケットなどに従業員の派遣を始めている。休業が長期化するなか収入が減少している従業員を支えるのが目的で、企業が自ら副業のあっせんに乗り出した形だ。在宅勤務の増加などで混雑するスーパーは人手不足に拍車がかかっており、業界を超えた人材のやりくりが雇用維持の新たな方策になるか注目されそうだ。

 「いらっしゃいませ」。イオン傘下の食品スーパー「まいばすけっと」の東京都大田区内の店舗でレジに立つ佐藤亜希子さん(24)は、大手居酒屋チェーン「塚田農場」などを展開する「エー・ピーカンパニー」(東京都)の社員だ。東京・新橋駅近くの店舗でホールスタッフとして働いていたが、店は4月2日から休業。佐藤さんも自宅待機となったが、エー社の紹介で5月からこのスーパーで働き始めた。エー社とスーパー側の話し合い…

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