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コロナ、非正規直撃 幅広い業種で解雇・雇い止め

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パン粉工場を突然解雇された埼玉県の男性。無理やり書かされた退職届の理由欄には「理不尽かつ身勝手な理由によるリストラ」と記入した=埼玉県で4月8日、本橋敦子撮影(画像の一部を加工しています)
パン粉工場を突然解雇された埼玉県の男性。無理やり書かされた退職届の理由欄には「理不尽かつ身勝手な理由によるリストラ」と記入した=埼玉県で4月8日、本橋敦子撮影(画像の一部を加工しています)

 新型コロナウイルスの感染拡大で経済への逆風が続く中で、立場の弱い非正規労働者が解雇や雇い止めに遭うなど苦境に立たされている。国内の非正規労働者は雇用者全体の4割に当たる約2200万人。政府は雇用維持策の拡充を相次いで打ち出すが、未曽有の事態に対応が追いついていないのが現状だ。背景を取材すると、雇用の現場では悲痛な声が上がっていた。【本橋敦子、中津川甫】

 「生きていても仕方ないと自殺を考えました」。埼玉県の30代男性は3月下旬、突然解雇を言い渡された。パン粉工場の契約社員として働いていたが、一斉休校が始まった3月から、主力商品の一つの給食用パン粉の契約が激減。会社には「景気が悪化したため解雇せざるを得ない」と説明された。

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