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こころの天気図

今こそ体を動かす=東京大教授、精神科医 佐々木司

 緊急事態宣言が発令されて1カ月以上。緊張を強いられる生活が続き、疲れを感じている人も多いだろう。外出の度に手を洗い、鍵を洗い、携帯を消毒し、買った物を洗い、を毎日続けていると、必要とは分かっていても精神的にまいってくる。疲れ果てないための対策が必要だ。

 診察でもさまざまな変化と困難を耳にする。最も多く聞くのが運動不足だ。在宅勤務が増えた人では、日に5000歩、6000歩と歩いていたのが、1日数百歩に減ってしまった人もいる。ストレスだった混んだ電車での通勤も、意外に運動の役割は担っていたようだ。職場内での移動も、自宅での仕事に比べれば運動量が多かったのだろう。

 毎日の歩数が減れば足腰が弱り、転倒のリスクが高くなるのは容易に想像がつく。しかし影響はそれだけではない。まず不眠である。診察でも「眠りが浅く、夜中に目がさめるようになった」との訴えを多く聞くようになった。また「気分が沈みやすい」「いら立ちやすい」など、精神状態に関する訴えも増えた。

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