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配布率5%なのに「布マスク配布で価格下がった」 首相「成果」強調に疑問の声

政府の布マスクを集合住宅に届ける配達員=福岡市中央区で5月12日午前9時35分、津村豊和撮影

 政府による布マスク配布のおかげで、市中にマスクが出回り、価格も下がった――。安倍晋三首相が6日にインターネット番組で布マスクの「成果」を強調したことに対し、SNS上などで疑問の声が上がっている。確かに一部のドラッグストアの店頭にマスクは並び始めたが、そもそも布マスクは全世帯の約5%(12日時点)にしか届いていないはずだ。本当に街で売られるマスクの値段を押し下げる効果はあるのだろうか。【牧野宏美、上東麻子/統合デジタル取材センター】

 安倍首相は5月6日、インターネット番組「安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送」に出演。司会者から「マスクが日常的に購入できるのはいつか」と問われて全戸配布に触れ、「われわれがやり始めた後に、パリやシンガポールも配布を始めた」と他国が追随している政策だと主張。「品薄状態を解消できるという考えのもとに布マスクも配布をさせていただいた。こういうものを出すと、今までたまっていた在庫も随分、出て参りました。価格も下がってきたという成果もありますので、そういう成果もあったのかなと思います」と発言した。

 これに対し、ツイッター上では疑問や批判の声が相次いでいる。

 「ど…

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上東麻子

1996年毎日新聞入社。佐賀支局、西部本社、毎日小学生新聞、東京本社くらし医療部などをへて2020年から統合デジタル取材センター。障害福祉、精神医療、差別、性暴力、「境界」に関心がある。日本新聞協会賞を受賞したキャンペーン報道「旧優生保護法を問う」取材班。共著に「強制不妊」(毎日新聞出版)。散歩とヨガ、ものづくりが好き。

牧野宏美

2001年入社。広島支局、大阪社会部、東京社会部などを経て19年5月から統合デジタル取材センター。広島では平和報道、社会部では経済事件や裁判などを担当した。障害者や貧困の問題にも関心がある。温泉とミニシアター系の映画が好き。

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