新型コロナ 県立聴覚支援学校職員の板垣さん、フェースシールド手作り 口元隠さず、安心して意思疎通 /宮城

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
フェースシールドを作る板垣昌悦さん(右)と、実際に着ける伊藤朝子さん=仙台市太白区の県立聴覚支援学校で
フェースシールドを作る板垣昌悦さん(右)と、実際に着ける伊藤朝子さん=仙台市太白区の県立聴覚支援学校で

 新型コロナウイルスの感染防止のため、県立聴覚支援学校(仙台市太白区)の職員がフェースシールドを手作りしている。聴覚障害者は相手の表情や口の動きからも話の内容を読み取るため、マスクを着けると意思疎通が困難。生徒や教職員が「安心してコミュニケーションを取れるように」との思いがある。

 この職員は、同校高等部・専攻科の機械システム科の実習助手、板垣昌悦さん(56)。ラミネート用のフィルムや電気ケーブル、ヒノキの角材など、ホームセンターで入手できる材料を使い、実習室で70個以上作った。

 きっかけは同僚の高等部の教諭、伊藤朝子さん(46)からの依頼だった。新型コロナの感染拡大でマスクを着ける人が増え、伊藤さんは「口元を隠すと、何を話したか生徒には伝わらない」と痛感。つばなどによる飛沫(ひまつ)感染予防とコミュニケーションを両立できるフェースシールドの存在を知り臨時休校中の3月上旬に相談したという。

この記事は有料記事です。

残り440文字(全文839文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集