黙々と仕事、姿残す 町工場の職人、写真集に 垂水の長谷川さん、CFで資金集め /兵庫

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手元を見つめる目は真剣=神戸市長田区で、長谷川佳江さん撮影
手元を見つめる目は真剣=神戸市長田区で、長谷川佳江さん撮影

 下請け町工場の多い神戸市長田区の鉄工所で、熟練職人たちを撮り続ける写真家、長谷川佳江さん(55)=同市垂水区=が、初の写真集作りに取り組んでいる。造船業の衰退や高齢化で経営が先細る町工場に、コロナ・ショックが追い打ちをかける。そんな今だから「黙々と仕事に打ち込んできた、かっこいいおっちゃんたちの姿を未来へ残しておきたい」と、クラウドファンディング(CF)での資金集めを始めた。【木田智佳子】

 神戸出身で、町工場の音やにおいを身近に感じながら育った長谷川さん。幾つかの職業を経て、50歳を過ぎてから写真家の道を歩み始めた。記憶の中の「油のにおいや機械の音、溶接の火花」が懐かしく、長田の鉄工所に頼み込んで、2年前から十数カ所で働く人たちを撮影。印象的なモノクロ写真にファンもでき、個展も開いてきた。

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