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5・14 東京の銭湯 営業継続、使命感支え

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消毒作業の手を止め、緊急事態宣言の一部解除の方針を伝えるニュースを見る近藤和幸さん=東京都大田区で14日
消毒作業の手を止め、緊急事態宣言の一部解除の方針を伝えるニュースを見る近藤和幸さん=東京都大田区で14日

 14日午後2時、東京都大田区の老舗銭湯「はすぬま温泉」。店主の近藤和幸さん(68)は開店前の消毒作業の手を止め、テレビのニュースに見入っていた。画面には「きょう一部解除へ」という文字が並び、緊急事態宣言が39県で解除と伝えている。だが東京は見送りだ。近藤さんは「他県を羨ましいとは思いません。宣言を解除してもしなくても、銭湯はどこも元通りの営業はできないでしょう。うちは『3密』を避け、お客さんに安心してもらえるよう頑張るだけです」と静かに語った。

 銭湯は「社会生活の維持に必要」として、東京都の休業要請の対象には含まれていない。「はすぬま」も営業を続けているが、4月の売り上げは前年同月比で半減。ボイラーや水道代などの光熱費の負担は変わっておらず、店を開ければそれだけ赤字が膨らむ。だが近藤さんは「高齢の常連さんはだいたい来店の時間が決まっていて、姿が見えないと『何かあったのでは』と心配になります」と言う。支えは「地域のインフラ」という使命感だ…

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