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ウマ女十番勝負

(8)ヴィクトリアマイル “哺乳類最強女子”の強さが見たい アーモンドアイ

2019年のヴィクトリアマイルを制したノームコア=JRA提供

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 デジタル編集部の“真希バオー”こと中嶋真希記者が、上半期のGⅠ計12戦を予想します。第8戦は、マイル女王を決めるヴィクトリアマイル(東京1600メートル、17日午後3時40分発走)。過去には2000万馬券も飛び出した大荒れレース。競馬担当30年の松沢一憲記者は、「今年も荒れるぞ」と期待します。【中嶋真希】

 そろそろ「負けバオ-」に改名する時がやってきた。皐月賞から3連敗中。以前、「そういう時は神頼みしろ」と師匠は言っていた。「“みなあたる”と読めることから馬券に御利益ありと言われている大久保の皆中稲荷神社にもステイホームで行けないし。あーあ」とため息が止まらない。

 「ぼくも昨年から絶好調だったのに、ここ最近は、本命が来なかったり、ヒモが抜けていたり。でも、必ず雨は上がるし、夜は明ける。自分の予想を信じて、貫くことが大事なんだ。今は我慢の時ってこと。人生も、新型コロナも、同じだよ」と師匠は言う。そう、馬券も人生も、いい時は必ず来ると信じて頑張ろう。

 さて、今週はヴィクトリアマイル。昨年も馬単7670円、3連単17万5040円と波乱が起きた。「過去10年、休み明けで連に絡んだのは、2015年2着のケイアイエレガントのみ。それだって前走は1月に走っているからな。人気を集めそうなアーモンドアイ、ラヴズオンリーユーは年明けに走っておらず、休養が長い。今年も波乱が起きるんじゃないか」と師匠は意気込む。

松沢記者の本命は……

 ◎サウンドキアラ、○ノームコア、▲アーモンドアイ、△ビーチサンバ、△プリモシーン、△シゲルピンクダイヤ

 師匠は、目下3連勝中のサウンドキアラを指名。「勢いは一番だ。昨年のこのレースでは7着だが、本格化したのはその年の秋から。年が明けて京都金杯(京都1600メートル)、京都牝馬ステークス(S)=京都1400メートル=、阪神牝馬S(阪神1600メートル)を3連勝。GⅠを奪取し、女傑への第一歩を踏み出すだろう」

 アーモンドアイは、9着に敗れた有馬記念(中山2500メートル)からの直行であることや、新型コロナの影響で3月のドバイターフが中止になり、現地で走れずに帰ってきたことなどから、「勝負事にはリズムが大事」と評価を下げた。

真希バオーの大胆予想

 「がんばれ!」応援馬券(単勝500円+複勝500円=1000円)

真希バオーの応援馬券

 ◎アーモンドアイ

 昨年12月8日、アーモンドアイは香港カップに出走予定だったが、熱発で海外遠征を回避した。現地へ飛んだ真希バオ-が路上のキオスクで競馬新聞を買うと、店主がメモに「杏目」と走り書きをして見せてきた。アーモンドアイの香港表記だ。「この馬の走りが見られるのを楽しみにしていたのに、残念だよ。いつもYouTubeで見ているんだ。きっとまた来てくれるよね?」。世界の競馬ファンがアーモンドアイに期待している。そう再認識する出来事だった。

 毎回人気が集中し、馬券的なうまみはない。しかも、前走は負けている。それでも、「この馬が“哺乳類最強女子”だ」と信じたい。だって、3冠馬になる瞬間が見たくて、京都まで追いかけた馬だもの。

 昨年の安田記念(東京1600メートル)では、スタート時にほかの馬とぶつかる不利があり、後方からの競馬になりながらも最速の上がりで3着。勝ち馬とはわずか4分の1馬身差だった。その後、5カ月の休み明けで臨んだ天皇賞・秋は、直線で好位から抜けだし、2着を3馬身も突き放した。香港カップ回避で急きょ参戦した有馬記念では、スタミナを問われる展開で消耗してしまい9着に終わったが、東京のマイルならアーモンドアイが風のように走る姿が再び見られるだろう。

 “アイ様”の単複はいくら買っても利益は期待できないから、相手探しが重要になる。キレ味抜群のスカーレットカラーや、東京のマイル戦で2勝、昨年このレースで2着のプリモシーンに期待したい。いつもゲートで後ろ脚を蹴り上げるのが愛らしい、強気な女王様シゲルピンクダイヤも大好きな馬。3連単も当てるぞ!

ウイングレイテスト、豪脚見せるも届かず

 東京競馬場で5月10日に行われたNHKマイルCは、9番人気のラウダシオンが勝利。2着に1番人気のレシステンシア、3着に6番人気のギルデッドミラーが入った。真希バオ-が本命にした8番人気のウイングレイテストは、最後方から上がり最速で猛追したが、届かず7着だった。

 レシステンシアを2歳時から応援している真希バオ-だが、同じくらい、勝負強さと豪快な末脚で成長一途のウイングレイテストにひかれていた。スクリーンヒーロー産駒のこの馬に、新たなヒーローになってほしい。人気薄のこの馬で勝負に出た。

 レースは、レシステンシアが逃げると、ラウダシオンがぴったりマーク。ウイングレイテストは、ゲートはスムーズに出たが、下がって最後方へ。後方からいく馬とはいえ、少し後ろすぎるか? いつ仕掛けるのか心配で、額に汗がにじんだ。逃げるレシステンシアと、後方のウイングレイテスト。右を見て、左を見て、気持ちが落ち着かなかった。

 直線に入ると、横山武史騎手が外に出し、猛烈に追い上げた。「すごい。届け、届け!」。グイグイと上がるが、前も止まらない。3着には入れるか?と思わせたが、届かなかった。7着とはいえ、勝ち馬とはわずか0.6秒差。横山騎手は「毎回強い競馬をしてくれる」とコメントした。

 長距離輸送で体重が減りながらも、2着としっかり結果を残したレシステンシア。そして、昨年6月にデビューし、すでに7戦したウイングレイテスト。すばらしいレースをありがとう。おいしいニンジンを食べて、しっかり休んでほしい。そして再始動するころには、競馬場で会えるといいな。

フェブラリーS -1000円

高松宮記念 -1000円

大阪杯 単勝410円×5=2050円 複勝140円×5=700円 計2750円払い戻し

桜花賞 単勝外れ 複勝170円×5=850円 計850円払い戻し

皐月賞 -1000円

天皇賞・春 -1000円

NHKマイルC -1000円

収支 -3400円

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