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剣はコロナよりも強し 「ピンチをチャンスに」

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新型コロナウイルスの影響で外出を自粛する中、自宅リビングで練習をする飯村一輝選手=京都市右京区で2020年5月11日、山崎一輝撮影
新型コロナウイルスの影響で外出を自粛する中、自宅リビングで練習をする飯村一輝選手=京都市右京区で2020年5月11日、山崎一輝撮影

 新型コロナウイルスの影響で、多くのアスリートが試合や練習の自粛を余儀なくされている。東京五輪が延期され、プロスポーツは開幕のめどが立たないなど深刻さは増すばかりだが、培った不屈の精神でこの事態に立ち向かうアスリートがいる。フェンシング男子フルーレ個人で2019年当時、史上最年少の15歳でワールドカップ出場を果たした龍谷大平安高校2年の飯村一輝選手(16)は「笑顔を絶やさず、ピンチをチャンスに変えていきたい」と自宅で練習を続けている。

 フェンサーの胴体を模した人形に向かい、黙々とサーベルを突く動作を繰り返すのは練習場ではなく自宅リビング。的として人形に張られた約2センチ四方のシールを、納得いく形で突けるようになるまで続ける。近くのダイニングテーブルでは、同じくフェンシングの有力選手である妹の彩乃さん(14)がタブレット端末で本を読み、弟の要さん(10)が宿題をしていた。

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