特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

「いつ家に帰れるのか」「友達と遊ばないで」 看護師と医師の孤独浮き彫り

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
新型コロナウイルスの感染者の治療にあたる医師=奈良県内の医療機関で2020年5月14日、木葉健二撮影
新型コロナウイルスの感染者の治療にあたる医師=奈良県内の医療機関で2020年5月14日、木葉健二撮影

 奈良県内の医療機関で新型コロナウイルス患者のケアや治療にあたっている男性看護師(31)と感染症内科の男性医師(43)が毎日新聞の取材に応じた。未知の感染症と向き合う日々は恐怖と緊張の連続で、家族にかかる負担にも胸を痛める。「いつ家に帰れるのか……」。終わりの見えない闘いの中で感じたのは、患者、そして自分自身の「孤独」だった。【久保聡】

 床に張った黄色いテープで区切られた通称「イエローゾーン」は、スタッフが防護服を脱着するスペースだ。相当な手間がかかるだけでなく、緊張も強いられる。仕切りの奥の「レッドゾーン」には、新型コロナの患者が入院する病室が並ぶ。「防護服を脱ぐと汗だくになっている」。男性看護師は4月上旬から、新型コロナの感染者や感染の疑いがある患者の対応にあたっている。院内感染防止のため、1人の患者に接するごとに防護服やゴーグルの脱着、手指の入念な消毒を繰り返す。初めての経験。何度も練習して備えた。

 一緒に暮らす母(56)からは「(…

この記事は有料記事です。

残り1370文字(全文1795文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集