特集

東京オリンピック

東京オリンピックに関する特集ページです。

特集一覧

1年延期、それでも前へ 進行性難病のパラアーチェリー重定、金メダル向け再始動

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
アーチェリーで東京パラリンピック日本代表に内定している重定知佳=林テレンプ提供
アーチェリーで東京パラリンピック日本代表に内定している重定知佳=林テレンプ提供

 東京パラリンピックのアーチェリーで日本代表に内定している女子リカーブの重定(しげさだ)知佳(37)=林テレンプ=が、早ければ18日にも活動を再開させる。新型コロナウイルスの感染拡大による活動自粛から1カ月半。進行性の難病で運動機能の低下を感じているが、中国の故事を引き「石に立つ矢」の精神で金メダルに挑む。

 北九州市出身の重定は、市内にある桃園弓道場を拠点にしている。だが3月から閉鎖され、4月7日の緊急事態宣言の発令以降は他のアーチェリー場も使えなくなった。弓を引く感覚と筋力を保とうとウレタン製の的を購入し、自宅で1日最大約3時間の練習を続けたが、的までの距離はわずか2メートル。70メートル先の的を狙うアーチェリー場との差は大きい。

この記事は有料記事です。

残り686文字(全文1006文字)

【東京オリンピック】

時系列で見る

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集