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H2Bロケット打ち上げ「来島自粛を」 種子島宇宙センターの見学場をすべて閉鎖

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鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる、温室効果ガス観測衛星「いぶき2号」を搭載したH2Aロケット40号機=2018年10月29日午後1時8分、本社ヘリから
鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる、温室効果ガス観測衛星「いぶき2号」を搭載したH2Aロケット40号機=2018年10月29日午後1時8分、本社ヘリから

 鹿児島県の種子島宇宙センターで21日に予定されているH2Bロケットの打ち上げを前に、地元の南種子町は町内の見学場をすべて閉鎖した。島外からの見学者を通じた新型コロナウイルス感染拡大を防ぐのが理由。南種子町を含む種子島の島内1市2町は来島自粛を呼びかけている。

 南種子町によると、これまで町内の公園など4カ所を見学場として開放し、毎回1200人程度、多いときは3000人が訪れていた。見学場をすべて閉鎖するのは初めて。

 種子島ではこれまで感染者は確認されていないが、政府による緊急事態宣言の一部解除に伴い県外から多くのロケットファンが訪れる可能性がある。地元市町などでつくる種子島宇宙開発促進協議会はホームページで「高齢者が多く、医療機関も少なく、感染症が発生すると島全体が生命の危機にさらされてしまう」と訴えた。

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