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シロエビ、ホタルイカ…「富山湾の宝石」にコロナの余波 需要減で安値の取引

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朝に水揚げされたホタルイカをさっそく店頭に並べる店員=富山市中川原のアルビス高原町店で2020年5月15日午前10時29分、砂押健太撮影
朝に水揚げされたホタルイカをさっそく店頭に並べる店員=富山市中川原のアルビス高原町店で2020年5月15日午前10時29分、砂押健太撮影

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急事態宣言などの影響で「富山湾の宝石」とも呼ばれるシロエビやホタルイカなどの流通環境にも変化が生じている。休業要請で外食や加工品の需要が激減。市場価格も下落し、シロエビは一時休漁に追い込まれた。一方で外出自粛に伴う「巣ごもり」需要は堅調。富山県外への出張も自粛を余儀なくされ、大消費地への売り込み攻勢もままならない状態だ。

 富山県水産研究所によると、県内の海産物の漁況は不漁だった昨年同期から一転して豊漁傾向という。特にホタルイカの漁獲量は3月が780トン、4月(速報値)が800トンとなり、いずれも過去10年の平均を大きく上回る。

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