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絵本「白い杖」もっと活用を /香川

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しんきゅう院で取材に応じる藤田正志さん=香川県丸亀市で、佐々木雅彦撮影
しんきゅう院で取材に応じる藤田正志さん=香川県丸亀市で、佐々木雅彦撮影

 県視覚障害者福祉センターの岡悦子館長から4月末、「新型コロナウイルスで新聞社はお忙しいでしょうが、可能なら取材してほしい人がいます」と連絡がありました。その人とは、春の叙勲(旭日双光章)受章者の一人、県視覚障害者福祉協会の前会長、藤田正志さん(72)=丸亀市=です。

 毎日新聞社は日本唯一の点字新聞「点字毎日」(1922年創刊)を発行しています。2019年9月に私は、視覚障害者のための録音図書づくりに貢献した人を顕彰する「感謝の集い」に来賓として出席しました。そんな関係で岡館長が今回、声をかけてくれました。先日、藤田さんのしんきゅう院で話をうかがってきました。

 藤田さんは19年6月までの7年間、同協会の会長でした。「白杖(はくじょう)を知らない健常者が多すぎる」との思いがずっと念頭にあったそうです。白杖とは、目の不自由な人が歩く際に持つ白い杖(つえ)です。藤田さん自身、白杖をついて点字ブロックを歩いていると人とぶつかり、「ちゃんと見て歩け」とどなられた経験が何度もあると言います。

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