病床確保で防いだ「医療崩壊」 旧共産圏育ちの首相が悩んだ「移動制限」
毎日新聞
2020/5/19 13:00(最終更新 5/19 16:03)
有料記事
1488文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

「(新型コロナウイルスの)陽性反応者と接触しましたか。最近高熱が出ましたか」。ベルリンのシャリテ大学病院。マスク姿の女性医師が患者に質問し、診察が始まった。「目を閉じて両手を前に上げて。次は目を開けて、私の指先を目で追って」
患者はベルリンに住む記者の父(68)だ。1月に患った脳梗塞(こうそく)の関連とみられる視覚異常があり、4月21日夜に救急搬送された。採血やCTスキャン検査でも原因の特定には至らず、3泊の入院。結局、脳梗塞ではなく目の異常と診断された。そこから糖尿病であることも判明。コロナ感染が拡大した4月の時期に、丁寧な診察を受けられたことに安堵(あんど)した。
ドイツでは現在、「医療崩壊」は起きていない。だが3月に内務省がまとめた内部文書では、衝撃的な予測が報告されていた。医…
この記事は有料記事です。
残り1141文字(全文1488文字)
時系列で見る
-
コロナ情報の信ぴょう性、7割近くがチェック 立命館大がオンラインで調査
1041日前 -
東京都の感染者、新たに5人確認 50人以下は14日連続
1041日前 -
「次の何か」へ虎視たんたん 自粛期間も士気落とさず 長野・上田西
1041日前動画あり -
福岡国際空港、国に運営権対価の減免要求 2019年民営化 コロナで打撃
1041日前 -
WHO総会、台湾不参加「残念」 菅官房長官 中国念頭に「発生源の検証を」
1041日前 -
10万円、受け取れない? 住民票ない路上生活者 自治体も対応に苦慮
1041日前 -
コロナ不安 カルトに「はまる」心理を読み解く 真宗大谷派・瓜生崇さん
1041日前 -
米、WHO脱退も視野 中国寄りを批判 トランプ氏、テドロス氏への書簡で
1041日前 -
阪神・東日本の震災経験、コロナ対策に生かせ 災害法制応用を弁護士ら提言
1041日前 -
病床確保で防いだ「医療崩壊」 旧共産圏育ちの首相が悩んだ「移動制限」
1041日前 -
ハレの日を彩る「はじかみ生姜」 外国産台頭、コロナで愛知の農家ピンチ
1041日前 -
コロナ治療薬「特例的承認」に懸念 日本医師会有識者会議が声明
1041日前 -
コロナ診療の手引き改訂 血栓症リスク追加 症状ごとの要点も 厚労省
1041日前 -
通院控える地方の心臓病患者 新型コロナ拡大、大都市感染リスク高く
1041日前 -
新型コロナ 米「隠蔽狙う」と批判 中国を念頭に WHO年次総会
1041日前 -
コロナ治療薬の拙速承認に懸念 日本医師会
1041日前 -
新型コロナ 老舗旅館でテレワーク 空室を有効利用 東京
1041日前 -
コロナ消毒、依頼続々
1041日前 -
トランプ氏、治験段階の薬を服用して予防効果アピール FDAは副作用警告
1041日前動画あり