引き揚げ者支えた「母」の思い、後世へ 京都・舞鶴の記念館がWEB企画展

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動画を撮影する舞鶴引揚記念館の職員たち=京都府舞鶴市平で2020年5月14日午後2時45分、塩田敏夫撮影
動画を撮影する舞鶴引揚記念館の職員たち=京都府舞鶴市平で2020年5月14日午後2時45分、塩田敏夫撮影

 京都府舞鶴市平の舞鶴引揚記念館は14日、WEB企画展「写真展 記憶のふりかえりをふりかえる」の動画撮影現場を報道陣に公開した。新型コロナウイルス感染拡大で4月18日から予定していた企画展が開催できない状態が続き、5月16日からのWEB上での公開に切り替えた。【塩田敏夫】

 WEB企画展は市所蔵の約80点の写真と、舞鶴引揚記念館建設のきっかけとなった抑留体験者からの手紙で構成。①引き揚げ終了後の引揚港(公開中)②引揚記念公園の造成と竣工(しゅんこう)(同)③再び“まいづる”へ~引揚港“まいづる”を偲(しの)ぶ全国の集いの開催(公開23日)④みらいへの新しい一歩(同24日)―の4回シリーズで紹介する。

 今回の企画展を貫くのは「戦争で傷ついた人に寄り添い続けた舞鶴の人々の思い」だ。1958年に引揚援護局が閉局し、約66万人の引揚者を見守った町の役目は終わったが、この間には「引き揚げの母」と呼ばれた人たちをはじめ大勢の舞鶴の住民が引揚者を支えた。

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