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ベトナム人留学生、収入も住まいも失った 日にパン2個「空腹がつらい」

東京都内の専門学校に通うベトナム人留学生のグエン・バン・バオさん。新型コロナウイルスの影響で収入が激減した=東京都台東区で2020年5月17日、後藤由耶撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大は国内の外国人留学生にも深刻な影響を与えている。アルバイト先の休業で収入が激減した人や、3月に卒業したものの帰国便が欠航となり、住む場所や収入を失ったまま出国できないでいる人もいる。2人のベトナム人留学生に窮状を聞いた。【後藤由耶/写真映像報道センター】

 東京都内の専門学校に通うグエン・バン・バオさん(21)は台東区のマンションで4人の同胞の留学生らと共同生活を送る。学費と生活費のために日本語学校と居酒屋でアルバイトをしていたが、勤務先の休業などで月10万円だった収入は約3万円まで減少。自宅にいる機会が増えたため水道料金や光熱費は上がり、来月の家賃が払えない可能性がある。「お金を使わないためできるだけ寝ている。食事は1日2食」と話す。

 1人10万円の政府の特別定額給付金が入れば数カ月は乗り切れるというが、申請のめどすら立たない。学校はオンラインでの授業が始まり、やむなくWi―Fiを契約。卒業後は日本のIT関係企業で経験を積み、母国の発展に貢献したいと夢を抱くが、「今の状態が続くと、夢を実現できるか分からない」と不安を口にする。

 ブイ・ホー・フォン・アンさん(26)は3月に都内の専門学校を卒業後、すぐに母国に戻る予定だった。しかし、ベトナム行きの航空便が全て欠航となり、帰国できなくなった。卒業に…

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