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「みんなで裸を見たと言われた」「尊厳失われた」入管収容女性が手紙で訴え

「難民問題に関する議員懇談会」が参議院議員会館で開催した出入国在留管理庁の「ヒアリング」=2020年5月18日午後2時25分、和田浩明撮影

 東京出入国在留管理局(東京都港区)に収容中の外国人女性が4月下旬、職員らに制圧された際に裸同然の姿をビデオ撮影され、その後「みんなであんたの裸をライブで見たよ。あんたはほんとにセクシーだ」などと言われた、と手紙で訴えている。外国人長期収容問題に詳しい駒井知会弁護士が17日、都内であった記者会見で明らかにした。女性は「人間としての尊厳が失われた」と傷ついているという。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

 駒井氏はこの訴えについて、18日に参議院議員会館で開催された「難民問題に関する議員懇談会」が主催した出入国在留管理庁の「ヒアリング」でも言及し、事実関係の確認を求めた。同庁の岡本章警備課長は「初めて聞いた指摘。対応は持ち帰って検討します」などと答えた。

 駒井氏らによると、女性はコンゴ民主共和国出身で日本で難民申請をしたが認められず、入管施設に合計2年3カ月収容中という。今年4月25日に東京入管の女性用収容者区画で、他の被拘束者らと、拘束を一時的に解く「仮放免」を求めようとしたところ、入管側に制圧、隔離された。この過程で女性は「力いっぱいつかまれていたのでほとんど裸の状態になっていた」といい、これを男性担当官らがビデオ撮影したという。

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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