JR日田彦山線「復旧はBRTで」 福岡県が鉄道断念、東峰村に方針伝える

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小川洋・福岡県知事=田鍋公也撮影
小川洋・福岡県知事=田鍋公也撮影

 2017年7月の九州北部豪雨で被災し一部不通が続くJR日田彦山線(北九州市―大分県日田市)の復旧方針を巡り、福岡県の小川洋知事が鉄道復旧を求める同県東峰村の渋谷博昭村長に対し、鉄道での復旧を断念する考えを伝えたことが判明した。小川知事はそのうえで、JR九州が示す案より専用道を延伸したバス高速輸送システム(BRT)の新案を提案。これまで態度を明らかにしていなかった福岡県がBRT容認にかじを切ったことで、復旧方針の決着に向けて大きく動き出す可能性が出てきた。

 BRTは線路の一部を専用道化してバスを走らせるシステムで、鉄道に比べて低コストで導入できるメリットがある。日田彦山線の復旧方針を巡っては、JR九州が自治体の財政支援が得られない鉄道復旧には応じず、BRTなどによる復旧案を提案。福岡県添田町、大分県日田市、大分県は容認する考えを示し、鉄道復旧を求める東峰村と態度を明確にしていない福岡県の動向が焦点となっていた。

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