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コロナと戦う「マスクマン」 プール指導者向けに元競泳選手が耐水商品開発

耐水マスクを購入して試着した小梶崇さん=小梶さん提供

 新型コロナウイルスの感染拡大で休業を余儀なくされている水泳スクールの指導者向けに、元競泳選手が飛沫(ひまつ)感染防止の耐水マスクを開発した。プールは「3密」(密閉、密集、密接)が指摘されるが、営業再開後を見据えて安全確保のために4月下旬に発売すると注文が相次ぎ、増産体制に入った。

 仕掛け人は、プール専門の商品開発やイベント企画を行う「ロッキンプール」(東京都台東区)代表で、「水中カメラマン」としても活動する西川隼矢さん(37)。鹿屋体育大4年だった2004年に自由形でアテネ五輪の代表選考会に出場し、大学卒業後は水泳スクールの指導者などを経て15年に現在の会社を設立。プールで使える体幹やバランス強化用の「エクササイズボード」の開発や廃プール改修などを手がけてきたが、新型コロナの影響で各地のスクールが営業を休止するのを目の当たりにした。「再開後に利用者の安全を担保するにはどうしたらいいか」と考え、ポリ塩化ビニール(PVC)製の商品「プールマスクマン」を考案した。

 軟らかさと形状の安定性、耐水性、強度を備えた素材で、鼻やほおに密着しやすく、口の周囲に余裕を持たせた構造で呼吸がしやすいのが特徴だ。西川さんによると、プールの水には殺菌効果のある次亜塩素酸ナトリウムが入っているが、指導の際に利用者との距離は近く「感染リスクは存在する」。これを耐水マスクで予防し、「表情を見せることもコミュニケーションの一部」と色は透明にこだわった。指導者を対象にしたモニターテスト…

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