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くらしナビ・環境

温暖化が招く感染症拡大危惧

未知のウイルスを持っている可能性が指摘されるオオコウモリの一種=モルディブで2017年11月、共同

 新型コロナウイルスの世界的大流行が経済や社会に深刻な影響を与えたことで、地球温暖化の進行が感染症の拡大につながることへの関心があらためて高まっている。

 ●動物の分布が拡大

 地球温暖化の進行は動物の分布を変え、ウイルスが野生動物から人間に移行する機会を大幅に増やす――。今年1月、米ジョージタウン大などの研究グループは、こんなコンピューターシミュレーションの結果を発表し、新たな動物由来感染症発生の危険性を警告した。

 新型コロナウイルスは、中国のコウモリのウイルスが、別種の哺乳類を経て、人間に感染するようになったと考えられている。今回の流行に、温暖化が関連していることを示す証拠はないが、グループは、移動範囲が大きいコウモリが、特に感染拡大に大きな役割を果たすと指摘しており、今後の対策を考える上で、注目されそうだ。

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