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米国、中国念頭に「隠蔽狙う」と非難 WHO総会で米中対立が鮮明に

スイス・ジュネーブにあるWHO本部の看板=AP

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 オンライン会議形式で開催中の世界保健機関(WHO)の年次総会で、米国のアザー厚生長官は18日に演説し、新型コロナウイルスの感染拡大について「隠蔽(いんぺい)を狙って、少なくとも一つの加盟国が透明性の義務を放棄しようとしている」と中国を念頭に置き批判した。

 中国の馬暁偉・国家衛生健康委員会主任は演説で「中国は適切な時期に感染拡大を宣言し、ウイルスのゲノム(全遺伝情報)を公表してきた」と述べ、米国などが指摘する透明性の欠如を否定。新型コロナを巡る米中対立がWHO総会の場でも繰り返された。

 台湾のオブザーバー参加が認められなかったことについて、ポンペオ米国務長官が18日に声明を発表し「(WHOの)テドロス事務局長は中国の圧力に屈して台湾を招待しないことを選んだ」と批判。「テドロス氏の独立性の欠如が、世界が最も必要としている時に年次総会から台湾の名高い科学的知見を奪い、WHOの信頼性と有効性に傷をつけている」と主張した。

 一方で、総会冒頭で演説した中国の習近平国家主席はテドロス氏が率いるWHOの役割を高く評価し「WHOへの政治的な支持と資金提供を増大するよう国際社会に呼びかける」と述べ、米国をけん制した。【パリ久野華代、北京・河津啓介、ワシントン鈴木一生】

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