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障害者の働く場苦境「工賃払えない恐れ」 コロナで受注激減 感染防止策の難しさも

自動車用部品の箱詰め作業などを行う障害者たち=浜松市北区三幸町で、太田圭介撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で、障害者が働く「作業所」への軽作業発注が著しく減っている。作業所は障害者と社会の接点となっているが、発注が半減して事業の継続に「黄信号」がともるところも出始めた。知的障害者に手洗いなどの感染予防策を徹底させる難しさもあり、関係者は頭を悩ませている。

 「自動車部品工場での梱包(こんぽう)、自治体から受注した印刷、イベントで売る食品の製造。ほとんどの軽作業が縮小された……」。社会福祉法人「復泉会」(浜松市北区)が運営する「くるみ共同作業所」の峰野和仁施設長は肩を落とす。この作業所に通う知的障害者は約50人。企業と雇用契約を結んで働くことが難しい障害者に就労の機会を提供している。

 作業所によると、3月下旬から作業の発注が急減した。中国での部品供給網寸断によって国内の自動車工場が操業停止に追い込まれて部品工場に出向いての作業が半減したほか、公立学校の臨時休校で印刷の需要がなくなり、さらにイベントの中止で食品の販路も縮小した。「障害者たちに工賃が払えなくなる恐れもある」と峰野施設長の表情は険しい。

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