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チャージ!

ステイホームで宵っ張りも改善 陸上・寺田明日香の育児日記

今年の母の日に、愛娘の果緒ちゃん(左)から感謝を込めた表彰状をもらった寺田明日香=本人提供

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 緊急事態宣言の発令前は、娘の果緒(5)は平日朝から夜まで保育園と習い事、夫も平日は仕事で、私は週4日の練習があり、家族がそろう時間は平日の朝、夜と週末のみでした。シーズン中は週末に試合や遠征が多く入り、家族がそろう時間は限られていました。さらに、3月上旬まではシーズンインに向けて合宿を数回入れたり、練習時間が長くなったりし、家族との時間も少しずつ減ってきていました。

 それから数週間で新型コロナウイルスの流行拡大が伝えられ、東京オリンピックの延期が決まり、練習場も閉鎖になって、娘との時間が急激に増えました。私はけがで2013年に現役引退し、16年にいったんはラグビー選手として競技の第一線に復帰しましたが、娘とこんなに多くの時間を共有するのは復帰以来初めてでした。最初は食事の準備と自分のトレーニング、仕事の時間の確保に困惑しました。

寺田明日香が母の日に果緒ちゃんからもらった表彰状=本人提供

 一方で、普段の生活ではなかなか見られなかった娘の成長を毎日間近で見られるうれしさも感じています。いつもは付き合えなかった散歩や自転車の練習。娘が私の想像以上に植物の名前を知っていることや、怖がってなかなか挑戦しなかった補助輪なしの自転車を2日で克服できたことなどは、娘と過ごす時間が増えなければ見られなかったことです。また、習い事に取り組む姿を見る機会はほぼなかったのですが、現在は毎日一緒に取り組めています。娘の就寝時間が遅いことが私の大きな悩みの一つでしたが、図らずも「ステイホーム」で生活習慣が改善しつつあります。

目標は五輪ファイナリスト コロナも飛び越え東京へ

 東京五輪は延期になりましたが、18年に陸上競技へ再復帰した当初から一貫して「東京五輪でファイナリストになる」と言い続けてきました。その目標は全くぶれていません。家族や「チームあすか」でもう1年、陸上を楽しめる時間が増えたと思い、よりパワーアップして来年の東京五輪を迎えられるよう頑張りたいと思います。コロナウイルスの影響も飛び越えてみせますので、完成形・寺田明日香にご期待ください!(陸上女子100メートル障害選手)

    ◇

 アスリートたちはどんな本に影響を受け、どんな料理で力を蓄えてきたのか。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅生活が長引く中で、それぞれの「チャージ(充電)」方法を聞いた。=随時掲載

陸上世界選手権女子100メートル障害予選に挑む寺田明日香=カタール・ドーハで2019年10月5日、久保玲撮影

てらだ・あすか

 陸上競技に復帰後の19年、女子100メートル障害で日本新記録。パソナグループ所属。北海道出身、30歳。

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