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さいたま歴史散歩

「日野八景」旧家で見つかる 幕末の秩父描く墨彩画 作者は農民・新井梅作 /埼玉

「日野八景 天狗松夜雨」=新井新松庵の作

 江戸時代の1858(安政5)年に今の秩父市荒川日野地区にあった8カ所の景観を描いた墨彩画「日野八景」が同地区の旧家で見つかった。作者は旧家の祖先にあたる農民で新松庵(あん)の雅号を持つ新井梅作と判明。画からは地域の高い文化水準や幕末期の状況が浮かび上がってくる。【山田研】

 郷土史を研究する住民団体「荒川歴史懇話会」(新井充会長)が4月、同所の新井啓治さん(59)方で確認した。所有者の新井さんによると、日野八景は築200年という母屋のタンスに保管され、合併前の旧荒川村が村史を作った際に郷土史料の一つとして写真集「村の記録」(2001年刊行)に一部が紹介された。その後、所在不明になったが、母屋解体のための整理中に見つかり、懇話会の新井泰博さんに伝えた。

 八景は、和紙1枚に1カ所ずつ着色で描かれ、右側にくるページにそれぞれの題(うち2カ所は詩句付き)を記載して対になる形でとじられている。虫食いや退色などはなく、保存状態は良好だ。

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