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山は博物館

幻の1940年札幌冬季五輪 アマ資格を巡ってスキー除外

1932年にオープンした戦前の大倉山シャンツェ(現大倉山ジャンプ競技場)。その後改良され、1972年の札幌冬季五輪の会場になった=撮影日不明

 東京の夏季五輪が予定されていた1940年に、日本で冬季札幌五輪も開催することになった。だが、出場資格のアマチュアを巡る解釈で、報酬を受けるスキー教師はプロとして参加を認めない国際オリンピック委員会(IOC)と、冬だけだからアマなどと主張する国際スキー連盟(FIS)が反発。IOCは大会からスキーを外し、FISは不参加を表明した。それでは五輪が盛り上がらない。札幌大会事務局はFISの譲歩に懸け、幹部が説得のため欧州に飛んだ。

 会場の準備は進んでいた。ジャンプは大倉山(307メートル)。シャンツェを80メートル級に改良し、観客は約2000人収容から座席2万、立ち席1万の規模として世界に誇れる施設を目指した。回転は三角山(311メートル)、滑降は手稲山(1023メートル)。距離は郊外の山域で、既設の山小屋約15棟を運営の拠点に考えた。その他にスケートとボブスレーがあった。

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